コロナウイルスと闘う医療従事者の方々への寄付実施のご報告


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Japan

 

本日、弊社のモバイル海外送金サービスユーザーの方々と一緒に取り組んでまいりました、コロナウイルスとの闘いへの貢献を目的とした、「You'll Never Walk Aloneプログラム」により、日本、フィリピン、、ベトナム、インドネシア等、各国の医療従事機関等に対して、直接寄付を行いました。

弊社のユーザーは、日本に居住する外国人が95%以上を占め、長期にわたり日本のコミュニティと共生し、日本経済の維持発展に重要な役割を担ってまいりました。日本社会とユーザーの母国双方がロックダウンで孤立する中で、この難局をデジタル・オンラインのサービスパワーを活用し、日本居住外国人の方々とともに、一緒に乗り切るためにできることを行おうというのが、本プログラムの趣旨です。

その一つとして、本プログラム期間中、ユーザーの方々全員から、サービスを利用するたびに一定額の寄付をいただくとともに、弊社も同額の寄付を行いました。

さらに、追加の寄付を希望されるユーザーの方々もいらっしゃると同時に、私及び弊社社員も個人的に寄付をさせていただきました。その結果、本プログラム期間約3週間で総額1,100,000円が集まり、各機関へ本日、送金・振込をさせていただきました。各地各所にて様々な方々が、最前線で奮闘されており、できれば全ての方々にお届けしたいところではありますが、弊社のできる限りの貢献として寄付をさせていただきました。以下に、主な寄付先を記させていただきます。


 

  • 日本赤十字社 医療センター (日本)
    • 日本初の赤十字病院として、設立された1886年以来、長年、様々な分野の医療、緊急医療を行う医療機関。現在、コロナウイルス治療で最前線にあり、重症・困難患者の受け入れも行っておられ、また、過去、私自身、社員、及びその家族も幾度となく、様々な医療処置を頂いていることもあり、医療従事者の方々への敬意と感謝を込め、寄付をさせていただきました。
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  • PGH Medical Foundation (フィリピン)
    • Philippine General Hospital (PGH) の医療サービスを支えるために設立された非営利法人。PGHは政府所管病院として、年間50万人もの患者に医療サービスを提供し、特に貧困層への医療提供が全体の98%を占めています。現在、PGHは、コロナウイルス対策病院の一つとなっており、貧困層のコロナウイルス患者への医療サービスの中心を担っています。
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  • Vietnamese Fatherland Front (ベトナム)
    • Vietnamese Fatherland Front は、コロナウイルスに苦しむ貧困層の国民への寄付先として、ベトナム政府から公式に指定された団体です。1977年に、ベトナム政府の政策、活動をサポートするために設立され、今回の寄付金は、コロナウイルスに感染した貧困層の治療のために、活用されます。
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  • Dompet Dhuafa (インドネシア)
    • インドネシアの非営利法人で、貧困層の生活を支えるためにZISWAF(Zakat, Infaq, Almsgiving, Waqfといったイスラムの文化・ルールに基づいた支払・寄付のしくみ)を通じてファンドを集め、各種支援を実現しています。寄付金は、貧困層に向けた救急医療サービスなどに利用されます。


世界が直面した、国境を越えたウイルスとの闘いに、様々な国籍の方々と一体となって微力ながら取り組めたことは、弊社ユーザーと我々チームメンバーの誇りの一つです。ポストコロナの時代に、国境・国籍・人種を越えた世界市民のためのサービス運営に向けて、弊社自身もウイルスに負けない変化・進化を続けながら、歩んでまいりたいと思います。

 

2020年4月30日 デジタルワレット CEO 宮川 英治

 

 

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